人の不幸を見てバランスをとる

 江戸時代の農民はえた・ひにんを見て、存在を感じて自分を保っていたのだろうか。

 日本に生まれて、大病もなく大きな不幸もなく金銭的にも比較的恵まれた家庭で育った私。他人の苦労を見たとき・気付いたときに、自分の幸福を感じる。

 幸福を感じる?書き方がおかしいかもしれません。恵まれている方なのだなと思う、程度でしょうか。

 海外の難民問題のニュースを見て感じ、奨学金の返済に苦労している人と話して感じ、とある理由から借金をしている人と話して感じ、家庭環境に問題がある人と話して感じ…。

 自分が醜い人間だと思っていないことに不安を感じる。